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大手生命保険会社が取り扱う介護保険商品の売れ行きが急拡大しています。公的介護保険の浸透で介護問題への意識が高まってきた上、景気の先行き懸念を背景にも老後不安が消えないことが影響しているようです。
少子高齢化の進展とともに、民間介護保険への需要はさらに増す可能性が高く、今後は商品拡充や新規参入の動きが広がりそうです。
生保が主に販売している民間介護保険は死亡保険の特約商品で、介護が必要な状態になった時に一時金や年金の形で介護費用を受け入れる仕組みです。原則65歳以上を対象とする公的介護保険と異なり、64歳以下でも介護費用を受け取れる点が大きな特徴です。特に介護の大変さを実感した主婦層等、女性の契約が目立っているようです。
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