「厚生労働省平成14年度予算 概算要求の概算」について

厚生労働省 平成14年度予算 概算要求の概要
厚生労働省は来年度予算の概算要求をまとめました。要求額は18兆7455億円(本年度比3.9%増)で、このうち社会保障関係費は17兆9445億円(同3.7%増)となっています。なお、残りの8010億円は人件費等の義務的経費、科学技術振興費等であり、「構造改革特別要求」として401億円分もこれに含まれています。
 今回の概算要求の特徴は、高齢化等による医療費の自然増が、現行制度下では5500億円となりますが、これを制度改正により半分以下に圧縮しているのに対し、小泉首相が掲げる「待機児童ゼロ作戦」を推進するために、子育て支援に力点を置いていることが挙げられます。